JIS K 6941 として制定されました
スマートフォンなどの最新電子機器の高機能化を促進するためには、部品として使用される樹脂部材の高性能化、小型化及び軽量化が必要であり、それを組み立てるための硬化樹脂等(接着剤)には高い寸法安定性が求められます。このため、硬化樹脂の寸法安定性を評価する手法として、硬化樹脂の硬化収縮過程を連続的に測定できる方法がJIS K 6941(紫外線硬化樹脂及び熱硬化樹脂の収縮率連続測定方法)として制定されました。本JISの制定によって、携帯電話、パソコン、自動車部品等の精密電子機器分野及び硬化樹脂等の化学分野においてこの測定方法が活用されることにより、精密電子機器のさらなる高機能化に寄与することが期待されています。